この記事は東京大学きらら同好会 Advent Calendar 2022の25日目の記事です。
昨日の記事は「ネタが思いつきませんでした【アドベントカレンダー2022 24日目】」でした。
計算ミスしている人がいるようにも見えますが、おそらく偶然65535や2147483647などの大きい数を思い浮かべたためバグってしまった人だと思います。
こんにちは、500mLです。「ぼっち・ざ・ろっく!」最終回、良かったですね〜(涙)。私もクソ寒い自室で凍えながら観ておりましたが、マジの大声が出てしまいました。寮の壁が厚くてよかった。
長くなるしネタバレになりそうなのでさっさと本題に行きましょう。はい。
#ぼっち・ざ・ろっく! pic.twitter.com/8RbvoDr4SD
— 東大きらら同好会 (@UTKiraraCircle) 2022年12月24日
ということで東京大学駒場キャンパス(下北沢から井の頭線で2駅のキャンパス)に立て看板になったぼっちちゃんを作りました。
下北から近いので聖地巡礼のついでに寄ってみていただいてもいいですし、そのまま入学していただいても構いません。
この記事では制作の裏話っぽいものをしていきます。
今回の立て看板制作にかかった期間は4日でした。結構速いですね。
すこし前から過去の立て看が割れてしまったので新しいものにしようという議論がDiscord上で行われていましたが、デザインをどうするか決まらないまま停滞していました。
そこに、この投稿が貼られて後藤ひとりさんの体は人間ではないため立て看板になってもよいのではないか?ということで作ることに決まりました。
こういう企画は勢いのままに完成させるに限るということで会議を行い、日程や髪飾り部分のディテールをどうするかなど検討を行いました。
24日に最終話が放送されるのでそれに間に合わせる形で制作することになりました。上の図面は提案の次の日に出てきたものです。速いねえ。
前日にはペンキや追加部分用木材の買い出しを行いました。
クリスマスイブの24日昼に偶然予定がなかった複数人で作業をしていきます。夜は当然みんな予定あります。ぼざろ最終回があるので。
立て看板のつくり方
あまり立て看板の作り方に詳しくない読者の方が多いでしょうから、立て看板(1枚看)の作り方をここでかる〜く紹介します。
1. 枠を作る
立て看板の前面はベニヤ板ですが、背面にその板のための枠があります。 まずそれをトンテンカンと作っていきます。
ベニヤ板1枚の看板の場合は「日」の字のように真ん中に支柱を入れます。
画像の背景は槌音広場というタテカンなど用の作業場です。信じられないくらい汚い。
ペンキのついた靴が落ちてたんですけど、落とした人はどうやって家に帰ったんですか?
2. ベニヤ板を貼り、色を塗る
先程作った枠に板を貼り、色を塗っていきます。
前回のタテカンはマステを貼って何度も色を重ねてレイヤーを作っていましたが、今回はピンク色単色なので簡単ですね。
3. 後藤の髪と髪飾りを作る
今回の制作の最大の難所はここでしょう。髪は素人目に見ても構造的に弱そうで、しかも曲線ですからのこぎりで切るのも難しい。
そこで大まかに切ったあとはクリスマスイブにもかかわらず集まってくれた人々で交代しながら木工やすりをかけていくという地獄の作業を行い、今回の作業時間の過半を使ってどうにか削り出しました。
面取りもしたのでぶつかっても痛く……なくはないけど刺さりはしません。木がぶつかったら当然痛いだろ。
4. 組み立てて完成
立て看板の枠に先ほど作った髪飾りモジュールを付けて、立てるための支えを釘で打ちつけたら完成です。
そういえばアニメ3話にずっこけた後藤さんを虹夏さんと山田さんが支えるアニオリシーンありましたよね。ただ思い出しただけなんですけど……。
タテカンぼっちの生態
以上のようにして完成した立て看板でしたが、2つ書いておくことがあるので書いておきます。
顔は動く
顔パーツは画用紙を切ってラミネートしたものを磁石で挟んでくっつけてるだけなので動きます……が、磁石を落とさないようにだけ注意してください。近いうちに差分パーツとか追加するかも。髪にぶつかりそうで怖い
制作時にも横に飛び出た髪にぶつかりそうになることがマジで多かったので、本当に気をつけてください。
そもそも顔面が崩壊していて怖いので近づかないほうがいいですが、近づくなら後藤の右に立つようにしてください。
後藤は左固定ってことです。よろしくお願いします。
おわりに
アイデア出て4日で完成まで行くの速すぎておかしい。本当に。
Q: 4日で作ったってことは21日までアドベントカレンダーのネタ決めてなかったってことですか?
A: はい。その通りです。
おわり。